無申告を7年放置したらどうなる?
目次
「気づいたら7年も無申告…もう時効でセーフかな?」そんな甘い考えを持っていませんか?実はそれ、大きな誤解です。

1. 無申告は何年遡られるのか
通常、税務署が無申告を追及できるのは5年間です。しかし、単なるうっかりではなく「意図的に隠した」と判断されれば最長7年間遡られて調査されます。つまり「7年放置すれば逃げ切れる」わけではなく、「7年分まるごと課税されるリスクがある」と考えてください。
2. 延滞税と加算税のダブルパンチ
申告していない年数が長ければ長いほど、税額だけでなく延滞税が雪だるま式に膨らみます。さらに無申告加算税や、悪質と判断されれば重加算税まで追徴される可能性も。元々の納税額の1.5倍、2倍になることも珍しくありません。
3. 税務署は“泳がせる”
「なんで今までバレなかったんだろう?」と思う方もいるでしょう。実は税務署はすぐ動かず、あえて泳がせて証拠を固めることがあります。そして時効の直前に一気に動き、何年分もまとめて追及するのです。いざ調査が入れば、言い逃れはほぼ不可能です。
4. 今すぐできる解決策
怖がるだけでは何も変わりません。むしろ自分から動けば、加算税の軽減や分割納税などの救済措置を使えるケースがあります。放置すればするほど選択肢は狭まり、支払額も膨らむ一方です。
まとめ
無申告を7年放置したらどうなるか?
答えは「一気に請求され、人生が詰むリスクが高い」です。
ですが、自分から相談すればまだ間に合います。不安を抱えて夜も眠れないなら、まずは専門家に相談してください。

現場の本音
税理士不在の場合は不当な仮装・隠ぺいを税務署が主張することがあります。納税者の方の税務の知識のなさを税務署はついてきます。また、今までの事例で酷いなと思った案件は税務署OBの税理士が税務署と癒着して、本来であれば仮装・隠ぺいではないのに7年となったケースがありました。
無申告や税務調査についてさらにわかりやすく解説した動画を YouTubeチャンネル で配信しています。ぜひご覧ください!

この記事を書いた人

最新の投稿
無申告2025年10月22日税務署の担当に所得税だけ一気に払わされる
無申告2025年10月14日無申告本当にあった怖い話 脅迫編
無申告2025年10月7日無申告本当にあった怖い話 重加算税編
無申告2025年9月29日無申告を相談して救われた人の体験談